シニア街道を行く17、介護は情報戦

介護

私は現在、神奈川県大磯町の団地に病気の妻と2人で住んでいます。子供達は3人おりますが、頼りにできません。目下私は二つの大きな課題を抱えています。
課題1
 妻の病状が悪化した場合1人で歩行困難な妻をどう介護していくか
課題2
 遠方で容易に行けない京都府長岡京市にある父母の眠る墓をどうするか 
 妻や自分の墓はどうするか 父母の眠る京都にある墓にいったん入るか 
 近くに墓を移すか(寺か墓地公園か)共同墓地にするか
これらに悩んでいた時、新聞で境遇が同じような「万葉学者、墓をしまい母を送る」という本の広告を見て早速購入しました
同様課題への万葉学者の対処方法は次のようでした
課題1 病気の母親の介護をする必要があるが自宅介護は病弱な子供がいて難しい
 友人が助言してくれた次の方法により行った
 1、介護は情報戦である
 2、近隣の病院介護 施設の地図を作り、随時訪問して相談
 3、病院在院限度3か月、介護施設6か月 退院する前に次のところを探しておく 
課題2 母のお墓をどうするか
 1、母の葬儀は介護を行った著者の住所の奈良市で行った
 2、遺骨は九州にある祖父、父の眠る本家の墓に送り葬った
 3、戒名の格は祖父、父と同等にした
 4、九州にいる2人の姉がいなくなれば九州の墓は閉じることになろう
 5、奈良に墓を作るかは今後の子供達の状況や意向次第
  子供の負担にならぬようにしたい
ということでした
境遇が似ており、大変参考になりました
母親を引き取る際に奈良市へ住所変更するのをうっかりしたのでしょうか、介護援助を利用した記載がない。毎年多額の介護保険料を支払って来た介護支援の活用や介護マネジャーの助言についての言及がないのは少し物足らない。
うまく使えば大いに有効のように思われます。

立派な墓が多いので有名な長崎の通詞の墓をまね祖父が建てた巨大な墓。
残念!62年後三代目で撤去。今は樹木葬、海上散骨、共同墓地へなびく

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