シニア街道を行く15、キエフバレー団の「白鳥の湖」

ウクライナ支援もあってキエフバレエ団の「白鳥の湖」を見に行きました。知りませんでしたが主演プリマドンナは日本人の長澤美絵さんでした。彼女は日本でバレエでの修行後ロシアで2年間の研修をしてきましたが、身長が足らずロシアではプロにはなれませんでした。其の残念はいかばかりであったでしょうか。しかし怠らず研鑽し、ウクライナの青少年劇場でプリマドンナになり、同じ劇団の青年と結婚して活動してきました。ところがウクライナが危険になった為に日本人は退去することになり、夫とともに日本に一旦帰国していました。そうゆうわけで今回の来日公演から加わったと言うわけです。プリマドンナとして三十六回連続して回るフェッテや、1人で白鳥デッドと黒鳥オディールを同時に演じきり、大会場ほぼ満員の観客の大きな拍手は鳴り止みませんでした。すらりとしたウクライナの女子ダンサーの白鳥を踊る姿にも元気をもらいました。